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2018年8月3日金曜日

【質問箱より】センター英語の長文で満点を取る方法



どうも、個別指導スプリングの塾長です。




質問箱から「センター英語の長文で満点を取る方法とは?」というご質問。

センター英語の長文で満点を取るにはもちろん高度な英語力を身につけてくださいといえばそれで済む話なのですが、逆に一生懸命勉強しても取れない人が多いのは事実。

ということで逆に満点が取れない原因を探ってみましょう。

夏期講習中なので殴り書きですがお許しを!(いつものことだろうとか言わない)








単語力が足りない


基本的にセンター英語の長文は私大入試や国公立入試と比べ極端に難易度が低いのでそこまで高度な単語力が要求されるわけではありませんがやはり基礎レベルの単語はしっかり完成させているのが大前提です。

そこでまず確認してもらいたいのは以下の項目

1.そもそも基礎レベルの単語が完成していない。

2.わからない単語がひとつでもあると詰む(推測などで補えない)

3.単語の意味を覚えたままで代入して読むことしかできない。(多義語などでもひとつの意味しか暗記しておらず文脈を無視して意味を決めてけて読んでしまう)


こんなもんでしょうか。こういう人は単語力がない人ですね。

1ができていない人は…まあ、ちゃんと頑張れ(笑)センターで満点とか狙っている場合じゃない。

しかし、特に2,3は単語帳を何冊やったとか関係なく、単語力がないという自覚を持ちましょう。

真の単語力とでも言いましょうか(そんなかっこいいものではありませんが)

つまり単語テストでクリアするのが単語力だと思っている人

危険です。

単語力は実践的に長文内で”生”の単語に出会うことでアウトプットする練習を経て長文読解力につながる単語力になります。

速読英単語でもなんでも結構ですので、多読を通じてほんとうの意味での単語力を高めましょう。


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もちろん2,3は闇雲に多読していてもお話になりませんね。

特に2。

未知語の推測が全くできないようではお話にならない。

例えば英語の入試問題には受験生にはわからないであろう単語をわざわざ載せておいて推測させる問題があるわけです。

少し前までのセンター第3問なんて「未知語の推測」という題意が付された問題でしたからね。

それを知らないから解けない、では話にならんのです。

未知語は文脈から推測して読んでいかなければいけません。

しかしそれは意味からだけで攻めるのは悪手。

文構造を推測し、品詞を絞るだけでも全く違う。

また文構造を見ていくと、前後の文との対比関係に気づくだけで意味がわかるものもある。

この辺はセンターレベルの文章では変に読めてしまうので練習になりづらいかもしれませんね。

やはり未知語がバシバシ出てくる2次試験レベルの英文で鍛えておくほうが良いかもしれません。

つまり大切なのは精読力ですね。







精読ができない


構造をとったりする基礎的な文法力が備わっているか確認してみましょう。

ここで言う文法力は決して第2問が解ける力ではないです。もちろんそれは大切です。

しかしそれ以上に読解の基礎となる力が文法力です。

あとで詳しく書きますが、正直言うと、センター英語は英語力なくても読解問題は満点狙えます。

こんな事言うと各所からお叱りの言葉を受けそうですが、実際そうです(笑)

私自身、マーク模試で初めて満点とったときに京大模試では英語の偏差値30台でしたよ(笑)

英語力のかけらもないですよね。

いや、誤解を招かないようにちゃんと言っておきましょう。

センター英語では”高度な”英語力はなくても問題ありませんが、”確かな基礎力”は絶対に必要です。

それが基礎単語力基礎文法力です。

基礎とはどのレベルか、と言われれば、やろうと思えばセンターの長文くらいなら最低8割以上は完全に和訳することができるレベルでしょうか。(もちろん全訳できたほうが良い)

(それができなくて困っているんだよという声がどこからともなく聞こえてきそうですがきにしない。)

そのためにはやはり精読ができないとお話になりません。

しかし、実際にセンター試験を解く際に、ゆっくり構造分析をしながら、単語を文意に照らしふさわしい日本語で置き換え、日本語らしい和訳をする…、そんな暇はない。

そうです。だからこそ、超高速で精読(構造分析と訳出)する練習をするのです。

それこそが真の速読

速読=超高速精読

間違っても適当に読んでいくことを速読だと思わないでください。

具体的に言いますと…

英文に構造をわざわざ図示せずとも、前から構造を抑えながら英語の語順のままで、かつ単語の意味は極力日本語化せず英単語の持つ英語のイメージのままで把握し、一度その英文の上を通過したらその文の意味が取るような読み方です。
これを可能にするのは精読の徹底練習のみ。

もちろんセンターとは言えども、本番ですべての文章を止まることなく前からどんどん訳していくことなんてそうそうできることではありません。

もしもそこが問で尋ねられている重要な文章であるならば、そこは立ち止まって、しっかり精読すれば良い。

間違ってもそこを適当にわからないまま、もしくは誤読したまま読み進めてしまってはいけません。

精読に関しては、国公立2次試験が控えているかたなら自然とやることになるでしょうが、高3から受験勉強スタート組はやる隙がないので、どうしても文法問題と長文問題(多読)みたいな括りで勉強してしまいがち。

あくまで文法は文法問題を解くためでなく英文を読むための土台なのです。

そういった英文法の知識のアウトプット方法を知らないまま勉強を勧めてしまうと偉いことになってしまいますよ。

例え志望校が選択問題ばかりで、和訳や英作文の記述問題が出題されないにしても、必ず文構造をとり、しっかりと訳出していく練習を積んでほしいと思います。

とにかく「急がば回れ」です。




音読活用法


音読についても少しだけ。

間違ってもなんにもわかっていない人(基礎力がない人)がいくら音読しても初見の文章は読めるようになりませんよ。

私は音読に関しては速読練習の際に、日本語での思考を挟まず(返り読みも日本語への置き換えもせず)文章を読んでいく練習をするために秋頃からは毎日やっていました。

これは高速精読の修行にはぴったりです。

音を発することに脳のメモリを持っていかれるのと、読むスピードに従って意味をとらないといけないので、強制的に先程書いた超高速精読のやり方になってきます。

毎日速読英単語の文章を一文音読し、文意をとれているか確認→気になる文を精読→単語を確認→寝る

こんな感じで毎日英文を読むようにはしていました。(私は単語帳を使わない派だったので)

最初は辛いですからスピードをゆっくりめに。だんだん上げていく感じですね。

これが過去問演習のスピードに比例する感じ。全体としてのスピードはさほど変わらないんですが読むスピードが上がると、解くスピードをゆっくりできる。

そして無駄なミスが減り、正答率も上がるという感じです。

そういう意味で音読は重要です。

ですが音読は一定レベルの英語を理解している人がやってこそ意味があるものだと思います。

音読すればすべてが解決するなんて言っている人がいたら気をつけましょう。







英語力以外に必要な力が備わっていない


と、ここまでは少しはまともな英語の勉強についてお話できたかとは思いますが、ここからは先程書いた「センター英語は英語力なくても読解問題は満点狙えます。」という暴論(笑)についてもう少し詳しく。

上で書いたのは、確かな基礎力としての英語力は必要だと言うことですね。

しかし、単語もちゃんと暗記している、精読もバッチリ。訳そうと思えば全訳だって可能。でも満点が取れない…。という方が多い。

この場合確実に足りないのは読解力ですね。もっというと要約力

英語であろうがなんだろうが、文章を読んでその内容を問われる以上そりゃあ読解力は必要です。

特にセンター試験はこの読解力において、パラグラフや文全体の「文意把握」が問われる問題が多い。

さらに長文読解をすすめる上でこの文章の大意を抑える=要約しながら読むかどうかはかなり大きい。

話の内容が取れてしまえばあとは「読む」というより「確認」しながら読む感じ。

一気に読解スピードが上がりますし、万が一わからない単語や、ぱっと意味が取れない文章でも補いながら読みすすめることができます。(これは邪道ですので勧めているわけではありませんよ、万が一、万が一のためです。)

この能力がない、またはこのような意識をせずに読んでいる人はつまらないところで点数を落としているような気がします。

間違っても選択肢の英文と似たような英文を本文から探して解いているようではダメです。第4問の資料問題ならそういう作業は必要ですが。

最悪なのは「本文と同じように単語が並んでいるから」なんて理由で選択している子。

自殺行為です。

あくまで「本文のパラグラフの要旨を抑えて、それを述べている選択肢をパシッと選ぶ」が理想。

私は先に選択肢を見て、これから読む本文の要旨を先にある程度絞ってから読んでいました。

私はスピードが遅いので少しでも効率よく読むためです。邪道かもしれませんがパラグラフの要旨を意識できない人には良い方法かと思います。

間違えてほしくないのは某英検のように同じような文が出てきたら○をつけるのではなく。

選択肢から各パラグラフのタイトルを予想して読む感じ。読み飛ばすのではない。

何の話するんだろ?こういうことかな?って感じで予想しながら読みます。

違和感があったら本文をしっかり読み、再度選択肢を誤読していないか確認すれば良い。

各設問には必ず出題者の意図が含まれています。

「お前さん、このパラグラフで筆者が言うてるこの文章の意味はほんまにわかってはりますか~?」的な。

出題者と会話するように解くと簡単になるんですが。これがなかなか難しいんですがね。

要約しながら読む練習をしていくとこのあたりが見えてくるかもしれません。

練習としては1パラグラフ読んだら1行でその内容を要約する練習をしてみましょう。

これは現代文でもやることなんですが、読解する上では重要です。

段落ごとに要約した上で、次は段落と段落の関係性を考えながら読むと良いです。

そういう読み方をしていると途中で出てきた未知語の推測も用意となります。








時間配分が上手くいっていない


先程も少し書きましたが私は何でも解くのが遅い。

だから京大二次試験のように途中で2回位トイレにいっても問題ない入試では強いのですが、センターのようにテキパキこなしていくことを求められると大変です。

ですので最初にぶち当たったのが時間配分。

どうしても第3問以降の問題で時間が足りない。時間を無視したら満点は取れる。

だからこそ過去問演習はほとんどタイムを縮めるための練習でした。

ただしここで注意が必要です。

タイムを縮めるためにフォームを崩してはいけません。

あくまで正しいフォームが意識せずとも出せる、つまりオートでできるようにしていくことが大切です。

先程の超高速精読に関してもそうですよね。正確さを保ちつつ高速化する。

そうしなければただ雑に解いているだけなので結局正答率は下がります。当然です。

だからこそ、私は毎回やり方は変えず同じ問題を何度も手順を確認しながら解いたり、ストップウォッチ片手に各問題にかかっている時間を測りながら解いたりしていました。

過去問演習を行う上で、各問題で自分に適正な時間配分を見つけ出し、それを毎回確認しながら問題を解くようにしていたのです。

本番は緊張から速くなったり遅くなったりは当然ありますしね。ここまでくるともはやマラソン選手みたいですが(笑)

ですがセンターでコケるって時間配分のミス以外ありえないですからね。

それ以外はコケたんじゃなくて最初から立ってない(笑)

できたときがたまたまだったということです。

ま、それくらい時間配分にはシビアになっていたほうが良いです。

突然の出題形式の変更なんてこともありますしね。そういった場合はまず飛ばして最後に回せば良い。そのときにこの時間配分が役に立つと思いますよ。

何事も「備えあれば憂い無し」ですね。

一応時間配分でアドバイスするなら語句整序問題がパシっと解けるようになってくると安定します。大問3までで詰まるのは論外ですよ。

そのへん過去問演習で意識して取り組んでみてくださいね。

過去問の活用法について書いた記事がありますのでぜひそちらを。



過去問演習で正解はなんだとか、もはやどうでも良いので(極論)、なぜそれが時間内に解けないのかをしっかり考えてください。それが最も大切です。

例えば本当に速読スピードが遅くて時間が足りないのでしょうか?

私が見る限り、読むスピードより解くスピードがおそすぎる人が大半。

何回読み直すねん的な。

つまりは焦って雑に読んでしまい、内容がとれていない、または誤読しているせいで設問に答えられていなかったり、設問の意図を理解していなかったりでいくら読んでも解けるはずがなかったり。

そのあたりしっかり自分で分析しておかないと伸びませんよ。





最後に



ぱっと思いつくのはこんなもんでしょうかね。

あとはセンターレベルの問題ばかりで練習しないことですね。

特にセンターオンリーな方は問題集などでセンターのひとつ、ふたつ上のレベルの文章にあたっておきましょう。

センターレベルで止めておくとやはり難易度の上下に影響されやすいです。

これは私大入試の方も同じですね。

満点狙いなら絶対にひとつ上のレベルの文章で満点が取れるように勉強する。これは基本だと思います。





思いついたことをぱぱっと書いてみました。

質問者さんの満足行く答えを出せたかはわかりませんが、もしも塾に通っているなら信頼できる先生に解いているところを見てもらうといいですね。

最低間違えた問題を見てもらう。

外部の目を入れることで何ができていないか客観視できます。

ただし信頼できる人ね。英語の先生のなかには相手がどうのこうのの前に「私は~」の人が多いように感じます(笑)

あくまであなたにとって足りないものを見つけることが大切です。

頑張ってください。







今日はこのへんで。











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